米国の年金基金がアジア不動産の投資を強化するとの記事がありましたので、クリップします。年金系のファンドは非常に低い期待利回りでも投資してきますので、アジア全域で優良物件が高上がりしてくる可能性があります。
米カルパース、アジア不動産に5億ドル投資へ
asahi.com: 2007年10月01日
[サンフランシスコ 28日 ロイター] 米最大の年金基金であるカリフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)は28日、アジア不動産投資に特化するARAアジア・ドラゴン・ファンドを通じ、5億ドルをアジア不動産投資に振り向けることを明らかにした。
香港の長江グループ傘下のARAアセット・マネジメントがスポンサーとなるARAアジア・ドラゴン・ファンドに対しては、不動産投資のほかに5億ドルの投資で提携する可能性もある。
カルパースの広報担当者によると、ARAアジア・ドラゴン・ファンドは、アジア不動産投資ではカルパースや他の投資家からの資金運用総額が15億ドルになる見通しで、年間の投資リターンは18%を目指すという。
カルパースのフェックナー理事長は「シンガポール、香港、マレーシア、中国など主要市場でのオフィス、店舗、住宅用不動産投資が主体になる。これらの不動産市場の基調は強く、成長過程にある」と述べた。