三菱地所がサンシャインシティのTOBを実施、子会社化するとのこと。池袋の再開発に向け、サンシャインシティとの連携を強化、再開発の足がかりとしていく方針のようです。
プレスリリースをリンクしておきます。
三菱地所、サンシャインシティを子会社化・TOBで
日経ネット:2008/2/4
三菱地所は4日、関連会社のサンシャインシティ(東京・豊島、島田勝久社長)に追加出資し、子会社化すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を実施し、出資比率を現在の32.23%から60%を上限に引き上げる考えだ。株式の過半を取得することで経営の自由度を高め、池袋で今後実施されるとみられる再開発事業への足がかりを確保する。
TOBは2月5日から3月13日までの期間で実施する。1株当たり1300円で買い付ける。買い付け代金は最大で138億6200万円。サンシャインシティへの出資比率を最大60%まで高めて従来以上に三菱地所が経営を主導する。
三菱地所は老朽ビルが多い池袋で今後、大規模な再開発が実施されると判断。拠点を確保することで新しい再開発プロジェクトに参加し、成長性を高めるねらいだ。
サンシャインシティは非上場企業で資本金は192億円。池袋に本社を置き、同名の再開発地域に立地するオフィスや商業施設の賃貸や駐車場の運営を手がける。