東京中央郵便局、立替を大成建設が受注 |
東京中央郵便局再開発、38階建てに 876億円で落札
朝日新聞:2008.10.17
JR東京駅前にある東京中央郵便局の建て替えを、ゼネコン大手の大成建設が876億円で落札したことが分かった。不動産事業を収益源としたい日本郵政グループの再開発事業で、現局舎の一部を保存した上で、地上38階建ての高層ビルを建てる。11年度に完成する予定だ。
入札は今月3日にあり、4社が参加した。昭和初期のモダニズム建築を代表する局舎を一部保存し、敷地の後方に高層の「JPタワー(仮称)」を建設する。タワーの延べ床面積は21万5千平方メートルで、オフィスや商業施設を誘致して収益性を高める。
現局舎は1931年の建築で外装がタイル張りの地上5階建て。歴史的な建築物として、建築家などから建物の保存を求める声が出ていた。