横浜市が、来年に契約終了となるコスモワールド跡地の整備計画を見直すとのことです。記事によると、当初は緑地公園とする方針だったが、商業施設群となるそうです。
MM21「コスモワールド」跡地、飲食店街軸に再開発 横浜市
日経新聞:2008.07.10
横浜市は2009年3月末に一部を閉鎖するみなとみらい(MM)21地区の遊園地「よこはまコスモワールド」の跡地の再整備計画を見直す。当初は緑地公園として整備する方針だったが、すでに周辺に緑地は整っていると判断。新たに飲食店街などを軸とした集客施設群を再開発する。2009年度までに新基本計画をまとめ11年度末までの完成を目指す。
計画見直しにより、同地区の再整備工事は当初の予定より1年程度遅れることになる。
対象はMM21地区の23街区。横浜市が進める「日本丸メモリアルパーク」整備計画の第2期整備地区に当たる。第1期整備地区は横浜マリタイムミュージアムの名称を「横浜みなと博物館」に変え、同博物館と帆船日本丸を核とする文化施設として、開港150周年の09年に再開業することが決まっている。
第2期整備地区の面積は約1.5ヘクタール。現在は泉陽興業(大阪市)が横浜市から土地を借りて遊園地を運営している。市との土地貸借契約が来年3月末で切れるのに伴い、同社は遊園地を閉鎖して市に土地を返還する。